手足の指が腫れるひょうそとはどんな病気なの [足指の病気]
ひょうそは、手足の指に細菌が感染して起
こる病気です。
手足の指に傷があったり、赤ちゃんの指し
ゃぶりや水を扱うことの多い仕事をしてい
る人など、
指がいつも湿った状態のままで、あれた状
態が続くとかかりやすくなります。
あるいは深爪や、足の巻き爪が皮膚にくい
込むことなども原因となることがありま
す。
症状としては、爪と皮膚の間付近が赤く腫
れて、激しい痛みが出てきます。
ひょうそが悪化すると爪の周りに膿のかた
まり(膿疱:のうほう)ができたり、
さらに悪化すると関節や骨の部分にまで細
菌が入り込み手足の指が曲がらなくなった
りします。
また、治療が遅れると、爪が腐ってはがれ
てしまったり、リンパ管を通って他の場所
に細菌が広がり
リンパ管炎を起こすなど、全身に炎症が広
がる場合もあります。
爪囲炎(そういえん)と似た症状なので、
混同する場合もありますが、厳密にはひょ
うそと爪囲炎は異なる病気です。
爪囲炎は文字通り爪の周りが患部になりま
すが、ひょうそは爪や指のもっと奥深いと
ころにまで、患部が広がります。
爪囲炎が悪化してひょうそとなる場合もあ
り、両者にはオーバーラップする部分も多
くなっています。
ひょうそは、黄色ブドウ球菌が病原体にな
りますが、その他化膿性連鎖球菌、大腸菌、
緑膿菌などが原因になることもあります。
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2016-05-29 15:53
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