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外反母趾じゃ無くて痛風かもしれないときの見分け方 [外反母趾]



外反母趾になると足の親指の付け根が痛く
なることがありますが

痛風も親指の付け根が痛くなる事が多いで
すから

もしかして痛風ではないかと、悩む人も結
構います。

そこで、外反母趾と痛風の見分け方につい
て説明してみます。


痛風の人の腫れた足の指

まずは痛風

痛風は長年、血液の中の尿酸の濃度が高い
と発症する病気です。

サラリーマンの人だと毎年の健康診断で、
中年を過ぎると血液検査なども入ってきま
すが

この検査で、高脂血症と呼ばれる、血液中
の中性脂肪や尿酸の値が高いと指導される
人も多いかと思います。

この尿酸が基準値より高いと、尿酸が血液
に溶けきらずに関節などに結晶として蓄積
されて行きます。

そしてある日突然関節に激痛が発生しま
す。


痛風の特徴を簡単にまとめると

健康診断などで指摘されていれば分かりま
すが、尿酸値が高い状態が何年か続いてい
る。

お酒や肉、魚類などが好きで野菜や酢の物
はあまり食べない人

中性脂肪が高かったり血圧が高いなど、そ
の他の生活習慣病を同時に持っている人が
多い

特に40~50代の男性が大部分を占め
る。


痛風の発作は突然やってきます。

朝起きたら何故か足の親指の付け根が痛む
というような感じです。

徐々に痛くなるということは無く、ある日
突然足の親指の付け根付近が急激に痛んで
くる。
(痛風は他の関節部分に出でることもあり
ますが、親指の付け根が一番多い)


痛風の発症


何もしないで痛いというよりは炎症を起こ
している部分に触ったり、体重をかけたり
すると激痛が走る。
(普通は歩けないほどの痛み)

炎症を起こしている部分は赤くはれ上がっ
ている。

汗をたくさんかいたり、長時間の運動など
で疲労したときなどに出やすい。


痛みは1週間から10日ほどで収まり、そ
の後は全く痛まなくなる。
(ただし放置すればしばらくすると再発し
ます)

痛風を放置すると親指の付け根が変形し飛
び出して来ますが、最初から骨の部分が飛
び出しているわけではない

診察している医者


外反母趾の特徴

足の親指が足の内側のラインより外側に曲
がっている(通常15度以上を外反母趾と
いう)

痛風の人の足

足裏の横のアーチが崩れ、指の付け根付近
が広がっている(開張足になる)

外反母趾(開張足)になる人の足の構造


外反母趾の痛みには色々あり、全く痛くな
いという人もいます。


代表的な痛みのパターンとしては

親指の付け根の出っ張りが靴の壁に当たる
と痛む

歩いている時に、足を蹴り出す際に親指の
付け根付近が傷む


外反母趾ではマッサージやサポーターであ
る程度痛みが和らぐことがありますが

痛風の場合患部をいじったら、まず間違い
なく激痛が走ります。

外反母趾の場合は突然激痛が走るというこ
とは無く、通常は徐々に悪化してきます。

また数日放置しておいたら痛みが引いてき
たということもありません


ということで、痛風と外反母趾は似ている
ようで、実際の症状はずいぶん違いますの
で見分けることが出来ると思います。


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