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尿酸値が高くないのに痛風の症状が出るのは偽痛風かも [痛風]



普段の健康診断で尿酸値が高くないのに突
然足首や関節が痛む場合

偽痛風かもしれません。


偽痛風の症状

偽痛風の痛みが出ている人

60歳以上の人に多く、主に膝が痛くなり
発熱が起こります。

ひざ以外にも足首や、股関節などの関節に
症状が出る場合があります。

痛みは、さほど痛くない場合もありますが、
激痛が起こる場合もあります。

腫れや赤み、熱感などが数日から1ヶ月以
上続く場合もあります。

男性ばかりでなく女性でも発病することが
多くなっています。


痛風との比較では

痛風の場合は

足の指の付け根に出る場合が多いこと

痛風の症状

通常は発熱を伴わないこと

激痛が数日続き、長期間続くことは普通は
少ないこと

尿酸値が高い状態が数年続いていること

痛風を発症するのは40~50代の男性に
多いこと

などの特徴があります。

いずれにしろ素人判断ではなく医師の診察
を受けた方が良いでしょう。


偽痛風の原因

痛風の原因は、尿酸値が高い状態が続き、
関節に尿酸の結晶が出来るのが原因ですが

偽痛風の場合は

明確な原因は分かっていませんが

遺伝によるもののほか、副甲状腺機能亢進
症などが誘因となることがあり

肝臓の代謝機能が低下した結果

血液中にピロリン酸という物質が増え、こ
れがカルシウムと結びつき

「ピロリン酸カルシウム」という物質に変
わります。

そしてこれが関節の中に入り込み結晶化す
ることで痛みを生じます。

痛風の場合と同じで、人間の身体は、体内
に異物(結晶)が入り込むと、これらを排
除しようとして炎症が起き、痛みが生じま
す。


偽痛風の治療

偽痛風の検査診断としては、レントゲン検
査で関節軟骨の石灰化があるかどうかチェ
ックしますが

偽痛風の検査

関節から髄液を取りだしピロリン酸の結晶
の存在を確認する場合もあります

痛風のように薬で結晶を溶かし出す事は出
来ませんので

治療は消炎鎮痛薬で痛みを軽減させること
が主になります。

痛みが治まらない場合は、関節にステロイ
ド剤やヒアルロン酸などを注射する場合も
あります。


偽痛風の予防法など

偽痛風はあまり血液検査などでも異常が出
ないことが多く、

生活習慣に気をつけたりといった特別な予
防方法はないようです。

ただし、通常はあまり重篤になったり、頻
繁に繰り返したりすることはないので、

炎症が治まればほとんど無症状となりま
す。


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