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扁平足だと外反母趾になりやすいのでしょうか [外反母趾]



扁平足だと外反母趾になりやすいとよく言
われますが本当なのでしょうか

結論から言うと、扁平足の人は外反母趾
になりやすいし、逆に外反母趾の人は扁
平足になりやすいと言えます。

これは外反母趾も扁平足も同じような要因
で引き起こされることから、この二つの状
態は、ある意味連動しているということに
なります。

外反母趾の足
指の曲がりが15度以上は外反母趾


外反母趾が扁平足につながる理由

外反母趾は足先の細い靴を履いたり、運
動不足などによって指や指の付け根の筋
肉や靱帯が弱くなり

足裏の横側のアーチが崩れ、足底が横に
広がった上、指を支える事が出来なくなっ
て、内側に曲がってしまうことが原因です。

正常な人の足の構造

開張足の人の足の構造
開張足の状態が外反母趾を引き起こす

指の付け根が広がると指が曲がりやすくなる
開張足で指が曲がりやすくなる


それで、外反母趾になると、当然足の指や
足先に力が入りませんから、歩く時に足先
や足首を使って、後ろに蹴り出すような動
きが出来なくなります。

普通の人の歩行
普通なら指先や足首を使って後ろに蹴り出す動き

外に股歩き
足首が使えないと足先が邪魔になるので
がに股歩きになる


となるとどうしても歩き方が、足の裏のバ
ネを使わない、ぺたぺた歩きや、ガニ股歩
きになってしまい

そうなると足裏の縦のアーチにかかる負荷
も無くなってしまって、周辺の筋肉や骨が
弱くなって縦のアーチが崩れる

=土踏まずが崩れてぺたっとなってしまう

つまり、扁平足になってしまうということで
す。

人の足裏のアーチ
通常であれば縦横にアーチが形成される。


逆に扁平足の側から考えると

扁平足の原因は運動不足や、何らかの原因
で、足の裏(アーチ)を使っていない、あ
るいは足の裏を使った歩き方が出来ない

場合によっては体重の増加で、アーチが潰
れてしまう
(この場合もアーチのバネを使って歩くこ
とは当然出来なくなる)

扁平足

ということで、足底のアーチの部分に力が
入らないので、いくら指先だけに力を入れ
ても

足首を使って後ろに蹴り出すような歩き方
は出来ない

=ぺたぺた歩きやガニ股歩きになる。

となれば、足の指や付け根を使わないので
筋肉や靱帯が衰えて、弱くなり外反母趾の
原因となる

という状態になります。


根本原因は同じ

そもそも、外反母趾も扁平足も足の指や足
裏をしっかり使って歩けていないところに
原因がありますから

どちらが先に原因になるというよりも、同
じような要因が重なって、症状が進行する
といった方が正確で

それぞれの症状がさらにもう一方の症状を
悪化させるのを加速させているという面も
あります。


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外反母趾じゃ無くて痛風かもしれないときの見分け方 [外反母趾]



外反母趾になると足の親指の付け根が痛く
なることがありますが

痛風も親指の付け根が痛くなる事が多いで
すから

もしかして痛風ではないかと、悩む人も結
構います。

そこで、外反母趾と痛風の見分け方につい
て説明してみます。


痛風の人の腫れた足の指

まずは痛風

痛風は長年、血液の中の尿酸の濃度が高い
と発症する病気です。

サラリーマンの人だと毎年の健康診断で、
中年を過ぎると血液検査なども入ってきま
すが

この検査で、高脂血症と呼ばれる、血液中
の中性脂肪や尿酸の値が高いと指導される
人も多いかと思います。

この尿酸が基準値より高いと、尿酸が血液
に溶けきらずに関節などに結晶として蓄積
されて行きます。

そしてある日突然関節に激痛が発生しま
す。


痛風の特徴を簡単にまとめると

健康診断などで指摘されていれば分かりま
すが、尿酸値が高い状態が何年か続いてい
る。

お酒や肉、魚類などが好きで野菜や酢の物
はあまり食べない人

中性脂肪が高かったり血圧が高いなど、そ
の他の生活習慣病を同時に持っている人が
多い

特に40~50代の男性が大部分を占め
る。


痛風の発作は突然やってきます。

朝起きたら何故か足の親指の付け根が痛む
というような感じです。

徐々に痛くなるということは無く、ある日
突然足の親指の付け根付近が急激に痛んで
くる。
(痛風は他の関節部分に出でることもあり
ますが、親指の付け根が一番多い)


痛風の発症


何もしないで痛いというよりは炎症を起こ
している部分に触ったり、体重をかけたり
すると激痛が走る。
(普通は歩けないほどの痛み)

炎症を起こしている部分は赤くはれ上がっ
ている。

汗をたくさんかいたり、長時間の運動など
で疲労したときなどに出やすい。


痛みは1週間から10日ほどで収まり、そ
の後は全く痛まなくなる。
(ただし放置すればしばらくすると再発し
ます)

痛風を放置すると親指の付け根が変形し飛
び出して来ますが、最初から骨の部分が飛
び出しているわけではない

診察している医者


外反母趾の特徴

足の親指が足の内側のラインより外側に曲
がっている(通常15度以上を外反母趾と
いう)

痛風の人の足

足裏の横のアーチが崩れ、指の付け根付近
が広がっている(開張足になる)

外反母趾(開張足)になる人の足の構造


外反母趾の痛みには色々あり、全く痛くな
いという人もいます。


代表的な痛みのパターンとしては

親指の付け根の出っ張りが靴の壁に当たる
と痛む

歩いている時に、足を蹴り出す際に親指の
付け根付近が傷む


外反母趾ではマッサージやサポーターであ
る程度痛みが和らぐことがありますが

痛風の場合患部をいじったら、まず間違い
なく激痛が走ります。

外反母趾の場合は突然激痛が走るというこ
とは無く、通常は徐々に悪化してきます。

また数日放置しておいたら痛みが引いてき
たということもありません


ということで、痛風と外反母趾は似ている
ようで、実際の症状はずいぶん違いますの
で見分けることが出来ると思います。


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外反母趾を放置するとねじれ歩行でO脚になる原因に [外反母趾]



外反母趾になると足首がねじれた状態で歩くようになるのでO脚になりやすくなります。


何故そうなるのか、詳しく説明すると、

そもそも外反母趾になるのは

足指がうまく使えていないために足指や付け根の筋肉や靱帯が弱くなって、足裏のアーチが保てず

指の付け根がべたっとなってしまうことから発生する足指のトラブルが原因となっています。

正常な人の足の動かし方

その時にどういうことが発生するかというと

歩くときに足指や指の付け根の筋肉や靱帯が弱いことから、指先のバネを使って足を蹴り出すことができず

足の裏全体で、足を蹴り出そうとします。

しかし、足先の部分の力が弱まっているためにつま先立ちの状態で体重を支えられませんから

足の内側の部分やくるぶしの部分を前方に向けるようにして歩くことになります。


外反母趾の人の足の動かし方

つま先をまっすぐ前に出すと、体重を支えられない指の部分が邪魔になるので、どうしても足を開き気味に出すことになります。


そうなると、当然いわゆる「がに股歩き」となり、足の先を外側にねじった状態で歩くことになります。

足首を外側にねじった状態で歩く
   ↓
ひざが外側に開いた状態で歩く
   ↓
股関節が開いた状態で歩く

ということになり

股関節が開いた状態で歩いている状態が続けば、筋肉や骨格もその状態で発達しますから足がO脚に変形しやすくなるということになります。


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外反母趾の原因は運動不足と足の指を動かさないこと? [外反母趾]



外反母趾の原因には色々ありますが、運動不足や足の指を動かしていないことも大きな原因となっています。

例えばこの人

右足だけ外反母趾になっている人の足

80代女性
数年前に転倒して右大腿骨骨折

現在は歩行器を使ってなんとか歩ける程度まで回復


でもやはり、不自由な方の右足が完全な外反母趾になっています。


原因は運動不足や右足が充分に動かせないという以外にもあるかもしれませんが

ここまではっきりと左右の足で外反母趾の程度に違いが出てくると

やはり、という思いがします。

外反母趾の人が床に置いたタオルを足の指でたぐっているところ

さらにこの女性に、床に置いたタオルを足の指でたぐってもらうと

ほとんど足の指が動きません。

足指や足裏の筋肉がかなり衰弱して動きが悪くなっている状態です。

注:床に拡げたタオルを足の指でたぐって手前に引き寄せる運動は外反母趾の予防や治療に有効な方法です。


先の細い靴やハイヒールが外反母趾に良くないといわれていますが

靴そのものが悪いというよりは、足に合わない靴によって指先の動きが止められてしまう
    ↓
歩くときに指を使っていない  
    ↓
足指や足底の靱帯の力が弱まる。
    ↓
足指を使わないで歩く習慣がついてしまう
    ↓
開張足(足指の筋肉や足底の靱帯が緩んで指の付け根がだらーんと広がってしまう)
    ↓
外反母趾(内反小趾)になる

ということになるのですが

外反母趾になっている人の足の状態

今回の女性の場合は

大腿骨を骨折して足の動きが不自由になる
    ↓
体重の移動がうまくできない、足指を使わないぺたぺたある気になる
    ↓
足指の筋肉や靱帯が衰弱する
    ↓
外反母趾になる

という関係が想像されます。


「使わない器官は退化する」
ともいわれますが

外反母趾の大きな原因の1つがこの運動不足や足の指をしっかり使っていないということも理解しておくと良いと思います。


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外反母趾・内反小趾になる本当の原因 [外反母趾]



外反母趾・内反小趾になる原因はたった1つ

「足の指を使っていないこと」

って、それだけと思うかもしれませんが

結論的にはそれだけなんです。

外反母趾・内反小趾の原因になるハイヒールを履いている女性


もちろん、遺伝的な体質や女性が外反母趾になりやすいというのはあります。


なりやすい体質というのはあるのですが

基本的に足指を使っていないと、指の付け根の筋肉や靱帯が弱体化して指を支えられなくなり

外反母趾や内反小趾になるということなのです。


で、終わってしまうと意味不明ですので、もう少しかみ砕いて説明すると

元々足指や、付け根の筋肉、靱帯などが弱い人が

ハイヒールや先端のとがった靴などを履いていると、足指が押さえつけられて動かすことができなくなります。

その状態で、歩いていると、自然と足指を使わない歩き方になってしまいます。

足指を使わないで歩いている人

その結果、身体のバランスが崩れて腰痛やO脚になるなどの副作用が出てきます。


などということは今回のテーマとは違うので、この点には触れないで元の話に戻ると

元々足指や、付け根の筋肉、靱帯などが弱い人が足指や足底の筋肉、靱帯を通常の状態で使わないでいれば

当然これらの部分は退化するというかこれらの部分の力が弱くなって

その結果、足裏のアーチが保てなくなったり、足の付け根の靱帯が緩んできて広がった状態になってしまいます。

外反母趾・内反小趾になっている足の仕組み

そして、足の付け根がだらーんと広がればその反動で指先は真ん中の方に曲がってくることになります。
(外反母趾、内反小趾)

ちなみに、外反母趾・内反小趾のサポーターは、単に指先を拡げるだけでなく、指の付け根を締め付けるようになっています。


大雑把で少し乱暴な説明になりましたが、外反母趾・内反小趾の根本的な原因は足指の使い方が良くない事が原因になって

指の付け根が弱体化し、指をしっかり支えられなくなるということなのです。


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外反母趾は、遺伝や、もともと足の筋力の弱い女性が、足指などが固定されるような足先が細い靴や、体重が指先に集中しやすいハイヒールなどを履くことで

足指を動かすことがなくなり、付け根の靱帯が弱くなることによって発生します。

外反母趾の足


指の付け根の靱帯が弱くなって緩むと、指をしっかり支えることが出来ず、親指が足の真ん中の方にもたれかかってきます。


ですから、足指や付け根付近の筋肉を強化したり、活発に動かすことで、付け根の靱帯がダランとした状態が解消され

外反母趾を治したり、軽減させることができます。


ハイヒールを履いている女性


外反母趾を改善する方法


足先の狭い靴や、ハイヒールを控える

足先が狭かったり、ハイヒールだとどうしても、つま先の部分が圧迫されて動かすことができません

しかも圧迫によって、血流も阻害されますから足指や付け根の筋肉が萎縮し、動きが悪くなることで

靱帯の力が弱まって、伸びたゴムのように広がった状態になってしまい

その結果足指が中央の方に曲がってしまう事になります。


ですから、できるだけ普段は、足指が適度に動かせるような靴を履くことに心がけてください。



裸足の足


裸足で歩く

自宅にいるときにはできるだけ裸足で生活するようにします。

スリッパを履いているだけで、意外と足指は固定されて動かしていません

人間は歩くときに足指をうまく使いながら歩いているのですが、靴やスリッパを履いていると足指をあまり使わなくなってしまいます。

そうなるとやはり足指周りの筋肉や靱帯が退化してくるわけですから

自宅にいる時ぐらいは、裸足で、足指で地面をつかむ感覚を取り戻すようにしましょう。


足の指でグーとパー


足指のグーパー運動

足の指を曲げたり伸ばしたりしてグーやパーの形にする運動です。

先ほど述べたように、指や付け根の筋肉を鍛えることで、靱帯部分も強化されることになります。



タオル寄せ運動

椅子に座り、足下にタオルを縦に敷き、そのタオルを足の指を使ってたぐり寄せます。

足の指や付け根の筋肉を使うことで、足指の靱帯を強化します。


タオルを足の指を使って引き寄せる運動


ビー玉拾い

同じく椅子に座って、床に置いたビー玉を足の指を使って拾います。

これを繰り返すことで足指の筋肉や付け根の筋肉を使うことで付け根の靱帯が強化されます。


裸足の足


足指のマッサージ

外反母趾の人は、指が硬直して、動かなくなっています。

この結果、血行が悪かったり、足指などの筋肉が固まっていて、普段動きが悪くなっていて

そのことが益々、歩くときに足指を使って歩いていない
   ↓
指のつけ年の靱帯が弱くなって広がってくる
   ↓
指先が内側に向いてくる
   ↓
外反母趾がひどくなる

という悪循環に陥っています。


ですから、椅子に座ったり、床に座った時に、手の指で足指をマッサージする事を心がけてください。

手の指で足の指をぐるぐる回したり、揉んだり

後ろ側や足の外側に軽くそらしたりします。

この時に足裏の指の付け根付近を押すと、ツボが刺激されて気持ちよくなるだけでなく

足の先の神経なども活性化される事になります。


外反母趾サポーター


外反母趾サポーターをつける

外反母趾サポーターは指先を拡げると同時に、指の付け根の靱帯部分を締め付けることで

内側に曲がった指を拡げるためのものです。

外反母趾サポーターによって、足指の血流が良くなるだけでなく(痛みが軽減される)


歩くときに足指をがある程度、動かすことができるようになり
   ↓
足指を使って歩行する
   ↓
足指の本来の働きが戻って、外反母趾が軽減される。


という効果が期待できます。


ソルボ外反母趾用サポーターの種類と選び方



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外反母趾とは [外反母趾]



外反母趾とは、足の親指が付け根から小指側に15度以上曲がっているものを言い

中程度のものだと20度

ひどくなると40度以上曲がっているものもあります。

外反母趾


親指の曲がっている角度

~15度   正常
15~20度 軽症
20~40度 中程度
40度以上  重症

指の付け根にある靱帯が伸びたり、縮んだり、あるいは履き物などによって締め付けられることで親指が変形するもので


・女性
・合わない靴、ハイヒール
・遺伝

などが大きな要因になっていると言われています。


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