外反母趾を自分で治す、誰でもできる簡単な方法 [外反母趾]
外反母趾は、遺伝や、もともと足の筋力の弱い女性が、足指などが固定されるような足先が細い靴や、体重が指先に集中しやすいハイヒールなどを履くことで
足指を動かすことがなくなり、付け根の靱帯が弱くなることによって発生します。
指の付け根の靱帯が弱くなって緩むと、指をしっかり支えることが出来ず、親指が足の真ん中の方にもたれかかってきます。
ですから、足指や付け根付近の筋肉を強化したり、活発に動かすことで、付け根の靱帯がダランとした状態が解消され
外反母趾を治したり、軽減させることができます。
外反母趾を改善する方法
足先の狭い靴や、ハイヒールを控える
足先が狭かったり、ハイヒールだとどうしても、つま先の部分が圧迫されて動かすことができません
しかも圧迫によって、血流も阻害されますから足指や付け根の筋肉が萎縮し、動きが悪くなることで
靱帯の力が弱まって、伸びたゴムのように広がった状態になってしまい
その結果足指が中央の方に曲がってしまう事になります。
ですから、できるだけ普段は、足指が適度に動かせるような靴を履くことに心がけてください。
裸足で歩く
自宅にいるときにはできるだけ裸足で生活するようにします。
スリッパを履いているだけで、意外と足指は固定されて動かしていません
人間は歩くときに足指をうまく使いながら歩いているのですが、靴やスリッパを履いていると足指をあまり使わなくなってしまいます。
そうなるとやはり足指周りの筋肉や靱帯が退化してくるわけですから
自宅にいる時ぐらいは、裸足で、足指で地面をつかむ感覚を取り戻すようにしましょう。
足指のグーパー運動
足の指を曲げたり伸ばしたりしてグーやパーの形にする運動です。
先ほど述べたように、指や付け根の筋肉を鍛えることで、靱帯部分も強化されることになります。
タオル寄せ運動
椅子に座り、足下にタオルを縦に敷き、そのタオルを足の指を使ってたぐり寄せます。
足の指や付け根の筋肉を使うことで、足指の靱帯を強化します。
ビー玉拾い
同じく椅子に座って、床に置いたビー玉を足の指を使って拾います。
これを繰り返すことで足指の筋肉や付け根の筋肉を使うことで付け根の靱帯が強化されます。
足指のマッサージ
外反母趾の人は、指が硬直して、動かなくなっています。
この結果、血行が悪かったり、足指などの筋肉が固まっていて、普段動きが悪くなっていて
そのことが益々、歩くときに足指を使って歩いていない
↓
指のつけ年の靱帯が弱くなって広がってくる
↓
指先が内側に向いてくる
↓
外反母趾がひどくなる
という悪循環に陥っています。
ですから、椅子に座ったり、床に座った時に、手の指で足指をマッサージする事を心がけてください。
手の指で足の指をぐるぐる回したり、揉んだり
後ろ側や足の外側に軽くそらしたりします。
この時に足裏の指の付け根付近を押すと、ツボが刺激されて気持ちよくなるだけでなく
足の先の神経なども活性化される事になります。
外反母趾サポーターをつける
外反母趾サポーターは指先を拡げると同時に、指の付け根の靱帯部分を締め付けることで
内側に曲がった指を拡げるためのものです。
外反母趾サポーターによって、足指の血流が良くなるだけでなく(痛みが軽減される)
歩くときに足指をがある程度、動かすことができるようになり
↓
足指を使って歩行する
↓
足指の本来の働きが戻って、外反母趾が軽減される。
という効果が期待できます。
ソルボ外反母趾用サポーターの種類と選び方
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2016-04-05 21:00
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