強剛母趾の痛みを抑えて症状を軽くする靴の選び方 [足指の病気]
強剛母趾の痛みは足の親指の付け根の骨の部分に小さなトゲのようなものができることによって生じます。
そして、歩いたりするときに、足指が反り返り、このトゲの部分がぶつかり、こすれあうことで、痛みが出たり、強剛母趾が悪化したりということになります。
ですから、足指の部分が動かないようなインソールを靴の中に敷くことで
痛みを和らげ、関節に対する刺激を少なくすることで、病状の悪化を防ぎ、改善する効果が期待できます。
また、厚底の靴や、足の指の部分が反り返らないような構造の靴を履くことも、強剛母趾の痛みを和らげ
刺激を少なくすることで棘の発達を押さえる事にもなります。
強剛母趾の人の靴の選び方ですが
靴のつま先の幅がゆったりしたもので、歩いたときに足底が反り返らない硬い厚底のものがお勧めです。
また歩くときには、結構足の指のバネを使用していますが、なるべくこの足の指のバネ(反り返り)を使わなくても済むよう
足先(トウ)が上がっていて、靴底が丸く、体重移動がしやすいものを選びましょう。
登山靴が良いという人もいますが、普段の生活の中で登山靴を履けるシーンというのも限られています。
よく言われるのはドイツ製の靴を選ぶのが良いとされています。
(ドイツでは第二次大戦前から陸軍が発達しており靴の研究が進んでいる)
お医者さんなどが勧めているのは
ドイツのフィンナミック (Finnamic)
値段はちょっと高めですが
靴底(アウトソール)の交換、中敷(インソール)の調整なども容易なので、
自分の足に合わせて長持ちさせることができますから、長期的には安上がりになると思います。
フィンナミックの靴(一例)
男性用
女性用
靴底もローリングソール(ゆりかごのように前後に丸くなっている)になっているので、自然に足が前に出て行き、つま先を段差で引っかけるということも無くなります。
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硬い厚底になっているだけでなくローリングソールになっているので、歩くときに指先のバネを使わないでも、楽に歩けますし、
足指への負担が少ないので、症状がかなり改善すると思います。
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2016-04-20 20:16
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