陥入爪になってしまったときの治療方法 [陥入爪]
陥入爪になってしまった時の一般的な治療法
テーピング法
くい込んで痛い側の爪に伸縮するテープをらせん状に貼り付けて、くい込みを軽減する方法です。
比較的に症状が軽い場合に適用できます。
くい込んでいる方からテープを貼って引っ張ります。
テープをらせん状に巻いて完了
ワイヤー法
巻き爪と同じ、ワイヤーなどによる治療をおこないます。
患部に化膿などがなく、主として爪の形状(巻き爪など)が原因で爪が皮膚にくい込んでいるような場合に適用できます。
ワイヤーによる治療は病院でワイヤーをつけてもらう治療の他に
自分で治療用具を購入して使用する方法、形状記憶合金などでワイヤーを自作する方法があります。
ただし巻き爪自体の治療には数ヶ月かかることがありますし、
巻き爪以外の原因が複合している場合は、治療の効果が上がらない場合も考えられます。
フェノール法
フェノールという薬品を使った治療法です。
爪がくい込んでいる部分の根元の爪がはえてくるところに細胞を壊死させるフェノールを塗布して、その部分の爪がはえてこなくするものです。
手術と併用されることが多いです。
フェノール法は、爪の細胞を薬品で破壊する方法なので、その後の爪の形成に悪影響を与えるという説があり、
また、再発することもあるようです。
手 術
陥入爪になっている部分に麻酔を行い、めり込んでいる爪の部分を切り取ります。
切り取った部分の根元にフェノールを塗布する場合も多いです。
手術に要する時間は約30分で
手術後、翌日、約1週間後に術後の状況を確認するために通院が必要
その後は傷が落ち着くまで適宜受診が必要になることがあります。
費用は保険適用(3割)で約5~8000円
術後しばらくは運動や、お風呂を控える必要があります。
影響のある期間は
お風呂:当日~数日
運動:2週間程度
日常生活:2週間程度
手術については、症状がひどくやむを得ない場合もあるのですが、根本的な治療ではなく、再発の可能性もあります。
その他、フェノール法や手術では爪の形が変わることもあるということを理解しておいた方が良いでしょう。
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2016-05-14 12:28
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